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フリーズドライとは?
最近スーパーやコンビニでもよく見かけるようになったフリーズドライ
どんなものなのでしょうか?
食品を凍らせ真空状態で
水分を昇華させて、
乾燥する特殊な乾燥法です。
フリーズドライのイイところ
- 1
栄養成分変化が少ない
過度な加熱をしない為、栄養成分の損失が少ないんです。
- 2
軽くて持ち運びに便利
乾燥後は軽くなるため登山など持ち運びが便利です。
- 3
長期間の保存ができる
乾燥後は水分量が減り、長期間の保存が可能。非常食としても◎
生と比べたフリーズドライ
加熱せずにフリーズドライした生姜の成分を分析し、 生の生姜と比較してみました。
グラフの横軸が生姜に含まれる成分、縦軸が成分の量を表しています。
生の生姜に比べ若干の減少はありますが、 生姜の成分組成はほぼ変化していません。
本当に生と同じ?
紹介したフリーズドライ生姜は加熱を一切行っていませんが その他の野菜では殺菌を目的とした加熱を行っているものがあるため 生と全く同じであるとは言えません。
これらはご家庭で野菜を茹でるなどの調理をした状態と同じとお考えください。
フリーズドライができるまで
「フリーズドライ」と「エアードライ」
アスザックフーズの商品には大きく分けて 「フリーズドライ(真空凍結乾燥)」と「エアードライ(熱風乾燥)」の2種類があります。
重ければ重いほど量が多いと思いがちですが、乾燥食品の場合はそうとも言い切れません。
ほうれん草を10gずつお皿に乗せて比較してみました。 製造方法の違いによりかさが異なっています。
同じ素材であっても、水分量がどのくらい減るかによって「かさ」が異なります。
フリーズドライ
形を保って乾燥 そのままでもふわふわした状態に
エアードライ
縮んで乾燥そのままでは硬い
同じ「乾燥」なのになんで違うの?
その秘密は乾燥方法の違いにあります。 フリーズドライでは水分が「昇華」し、エアードライでは水分は「蒸発」します。
フリーズドライの乾燥方法
小さな穴が素材のあちこちに開いているため、お湯を注ぐと1分程度で復元します。
エアードライの乾燥方法
エアードライは復元するまでに時間がかかりますが、キャベツなどの葉野菜は、歯ごたえが良く食感が楽しめます。