ご飯を作りたくない4つの理由! 解決方法や日頃から準備しておきたいことも紹介
食事作りを担当している方なら、誰しも一度は「ご飯を作りたくない」と思ったことがあるのではないでしょうか。ご飯を作りたくなくなる理由は複数ありますが、がんばりすぎると疲れてしまうので、日頃の食事作りの負担を減らすアイデアを取り入れてみましょう。
本記事ではご飯を作りたくなくなる理由や、食事作りが面倒になったときの解決方法、ご飯を作りたくないときに備えて準備したいことを紹介します。

当社の管理栄養士。商品企画・通販サイトの運用を担当。
| <もくじ>
―丼もの ―炒めもの ―お鍋 |
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ご飯を作りたくなくなるのはなぜ?

ご飯を作りたくないと感じる理由は人によって異なりますが、ここでは主な理由を4つご紹介します。
疲れていてご飯を作る余力がない
食事作りは意外と重労働です。特に仕事や他の家事、育児、介護などで疲れてくる夕方には、晩御飯 を作るのがおっくうに感じることもあるでしょう。
料理があまり好きでない方や苦手な方は、料理することそのものにストレスを感じやすいため、疲労が重なるとよりご飯を作りたくないという気持ちが強くなるようです。
献立を考えるのがストレスになっている
食事の献立は、できれば毎回変化させるのが理想とされています。いつも同じメニューばかりだと食べる人が飽きてしまったり、栄養が偏ったりする可能性があるからです。
しかし、家族の好みや栄養バランス、さらには自宅にある食材などを考慮しながら毎回の献立を考えるのは簡単なことではありません。特に家族に「何が食べたい?」と聞いても「何でもいい」と返ってきたり、いつも好きなものしかリクエストしてこなかったりすると、献立を自分で考えなければならないというストレスを感じる方も多いようです。
子どもの面倒を見ながらご飯を作る必要がある
ファミリー世帯では、小さな子どもの面倒を見ながら家事をしているケースも多いでしょう。料理をしている最中に子どもに呼ばれたり、まわりをうろうろされたりすると、そのたびに作業を中断しなければならないので、普通に作るよりも余計に時間が掛かってしまいます。
特にキッチンは包丁などの刃物や火を使うことの多い場所なので、子どもが近くに寄ってくるだけでひやひやして、料理に集中できないという方も少なくありません。キッチンの入口にゲートを設けて出入りを制限するという方法もありますが、その場合、ゲートの外で泣かれたりすることもあるため、料理に専念できないことに変わりはありません。
1日や2日なら我慢できても、毎日のことだとストレスが蓄積し、子どもの面倒を見ながらご飯を作りたくないと考えてしまう方もいるでしょう。
パートナーがご飯作りを手伝ってくれない
現代の日本では共働き世帯が増えているため、家事は夫婦で折半するのが理想とされています。しかし、現実では妻側の負担割合が圧倒的に多く、総務省統計局が発表したデータによると、2021年における家事の時間は夫が0.50時間であるのに対し、妻は約2.9時間と5.8倍以上の差が付いています(※)。
共働きなのにご飯作りを手伝ってくれないという不満がたまると、「なぜ自分だけ」と食事作りそのものにストレスを感じやすくなります。なお、片方が専業主婦(夫)であっても、育児や介護で疲れているときや、体調が優れないときに食事作りをサポートしてもらえないと不満を感じる方が多いようです。
※参考:総務省統計局.「令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果」.p6.(入手日付2022-8-31)
ご飯を作りたくないときの9つの解決方法

ご飯を作りたくないという悩みを解決する方法を9つピックアップしてご紹介します。
方法①簡単なメニューで済ませる
仕事や育児で疲れたときや、献立を考えるのがおっくうになってしまったときは、簡単なメニューで済ませてしまうのも一つの方法です。ボリュームがあるのにさっと簡単に作れるメニューには以下のようなものがあります。
丼もの
ご飯にさまざまな具材を乗せた丼ものは、簡単に作れるのに満足感の高い定番メニューです。バリエーションはいろいろありますが、鶏肉と玉ねぎをつゆで煮込むだけの親子丼や、豚肉・牛肉などを玉ねぎや長ネギなどと一緒に炒めてたれを絡めるだけの焼肉丼などは、手間も時間も掛からず簡単に作れます。
丼ものに乗せる具材を用意するのも面倒なときは、フリーズドライのとろろがおすすめです。水をかけるだけなので、すりおろす手間なし。一度試してみてはいかがでしょうか?
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炒めもの
炒めものは、肉類と野菜を一緒に炒めるだけで作れる簡単メニューの一つです。使用する肉や野菜の組み合わせも豊富で、自宅にある残り物だけで作れるところもうれしいポイントです。また、カット野菜を使えば食材を切る手間も省けるので、疲れたときでも無理なく調理できるでしょう。調理で使うのはフライパン一つなので、後片付けも楽チンです。
お鍋
お鍋は、つゆと食材を入れて煮込むだけで作れる手間なしメニューです。具材に火が通るまでには多少時間が掛かりますが、食材を入れた後は基本的に放っておくだけで出来上がるので、子どもがいて手の込んだ料理を作りづらいという方も作りやすいでしょう。野菜をたくさん入れれば、簡単でも栄養たっぷりのメニューになるところが利点です。
方法②レトルトや冷凍食品、フリーズドライを利用する
レトルト食品や冷凍食品、フリーズドライは、電子レンジで温める、湯煎する、お湯を注ぐなどのワンステップで作れる便利な食品です。食材を切ったり、味付けしたりする必要がないので、主食となるご飯さえ炊けば面倒な晩御飯もあっという間に作れます。
パスタやうどんなど、それ自体が主食になるものならご飯を炊く手間さえ省けるので、疲れているときや体調が悪いときの食事作りに重宝します。最近はレトルトや冷凍食品、フリーズドライのバリエーションも豊富になっているので、ローテーションして使えばメニューがマンネリ化することもないでしょう。
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方法③曜日などで献立を固定する
毎食の献立を考えるのが面倒という場合は、曜日などで献立を固定してみましょう。例えば月曜日は焼き魚、火曜日はカレー、水曜日は肉野菜炒め、木曜日は鍋、金曜日は丼もの、土曜日はパスタ、日曜日は刺身などです。主食や主菜だけでも大まかに決めておけば、一から献立を考える手間がなくなり、食事作りのストレスを軽減できるでしょう。あらかじめ献立を決めておけば、買い物の時間も短縮できて一石二鳥です。
なお、子どもがいるご家庭では、子どもが好きなメニューで、かつ手軽に作れるものを優先的に取り入れるのがおすすめです。
方法④食材・レシピがセットになったものを使う
最近は、一品作るのに必要な食材やレシピがセットになったミールキットが数多く販売されています。商品によっては食材も下ごしらえ済みで、フライパンで炒めるだけなど簡単な工程で本格的な料理を作れます。レシピも添付されているので、作り方をご自分で調べる手間もなく、材料選びから調理までこれ一つで完結するところが魅力です。
ミールキットはスーパーなどの実店舗で購入できる他、インターネット通販などでも取り扱っているため、ご飯作りだけでなく買い物の手間も省きたいという方におすすめです。
方法⑤お弁当・お惣菜を買って帰る
外出先で疲れを感じたら、帰宅前にスーパーやコンビニなどでお弁当やお総菜を買って帰るのもよいでしょう。お総菜なら家でご飯を炊くだけで済みますし、お弁当ならその手間すらいらないので、ご飯作りのストレスを軽減できます。
以前はコンビニ弁当というと「栄養が偏る」「バランスが悪い」というイメージがありましたが、最近は栄養バランスに配慮したお弁当も数多くラインナップされています。お総菜やお弁当はコストが気になるという場合は、値引きされる時間帯を狙って購入するなど、食費を節約する工夫を取り入れるとよいでしょう。
方法⑥テイクアウトを頼む
スーパーのお弁当やお総菜よりも少しぜいたくをしたいというときは、お店でテイクアウトを頼むという方法もおすすめです。
以前はテイクアウトに対応している店は限られていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止にともなう外出自粛の影響で、近年はテイクアウトに応じる店が増えています。丼物やピザ、ハンバーガーといった定番のテイクアウト品だけでなく、ファミレスのメニューや中華料理など、以前は店でしか食べられなかったメニューも持ち帰りOKになっているので、選ぶ楽しみも広がっています。
インターネットで検索すれば、どこのお店でテイクアウトをやっているのか簡単に調べられるので、外出先から帰宅がてらに買いに行くのもよいでしょう。
方法⑦外食する
食事の後片付けが面倒というときは、外食で済ませるのもよいでしょう。席について注文するだけで料理を運んできてもらえる上、食器の後片付けなどもお任せできるので、食事作りの一連の作業をまとめて省けるところがメリットです。また、自宅以外のお店で食事するのは良い気分転換にもなるため、普段食事作りのストレスがたまっている方におすすめの方法です。
お弁当やお総菜を買う場合に比べるとややコストは掛かりますが、たまのぜいたくであればそれほど家計に負担をかけることもないでしょう。ただし、時間帯によっては混雑して待たされることもあるので、事前にお店の混み具合を調べたり、席を予約したりしておいた方が安心です。
方法⑧家族にお願いする
食事作りをご自分だけで担当されている場合は、家族に任せたり、手伝ってもらったりすることを提案してみましょう。疲れているときや体調が悪いときだけ頼むという方法もありますが、パートナーと交互でご飯を作る当番制にしておけば、日頃から料理の負担を減らせます。
パートナーに料理の経験がない場合は、前述したレトルト食品や冷凍食品、フリーズドライ、ミールキットなど、手間なく作れる食品を常備しておくとよいでしょう。ご飯の炊き方はあらかじめ教えておくか、面倒ならレトルトのご飯を利用するというのも一つの方法です。
もし実家が近いのなら、両親にお願いしておかずをお裾分けしてもらうというのもありです。
方法⑨家事代行サービスを利用してみる
パートナーや実家の両親などにサポートを頼めない場合は、家事代行サービスを利用してみるという方法もあります。
家事代行サービスはその名のとおり、料理を含む家事全般を業者に代行してもらえるサービスです。料理だけでなく、食材の買い出しや後片付けも頼めるので、ご飯作りが面倒なときにぴったりです。
なお、家事代行サービスは時間制が多く、一定時間内であれば、掃除や洗濯といった料理以外の家事も行ってもらえます。疲れていて、ご飯作り以外の家事をするのも辛いというときは家事代行サービスの利用を検討してみましょう。家事代行サービスは定期的に利用するプランと、必要なときに都度利用するプランの2種類があり、ニーズに合わせて利用できるところも魅力です。
ご飯を作りたくないときに備えて準備したいこと

ご飯を作りたくないと思ったときに備えて、あらかじめ準備しておきたいことを2つのポイントに分けて説明します。
時間があるときに作り置きしておく
時間に余裕があるときに常備菜を多めに作り、密閉できる袋や保存容器などに入れて冷凍保存しておきましょう。疲れたときや、ご飯を作りたくないときは冷凍庫から取り出し、電子レンジで温めれば、簡単におかずを用意できます。
冷凍保存できるおかずは意外とバリエーションが多く、メインになるハンバーグや唐揚げ、焼き鮭などの他、きんぴらごぼうやひじきの煮物といった副菜も冷凍できます。複数作り置きしておけば、冷凍したものだけで夕飯作りを済ませることも可能です。
一方で、こんにゃくや豆腐、レタスやきゅうりなど水分を多く含むものは、冷凍すると食感が大きく変わってしまいます。作り置きするときは冷凍保存できる食材かどうか、よく確かめておから調理しましょう。
買いだめしておく
ご飯を作りたくないくらい体力や気力が落ちているときは、買い物に行くこともおっくうになりがちです。必要になったときに都度購入するよりも、あらかじめいくつか買いだめしておき、常備しておいた方が後々楽になります。
以下では、ご飯を作りたくない場合に備えて買いだめしておきたい食品の特徴を3つご紹介します。
日持ちする食品
買いだめする食品は、なるべく日持ちするものを選びましょう。例えばレトルト食品や冷凍食品、フリーズドライは長期保存できる上、調理の手間も掛からないので、必要なときにさっと利用できます。常温保存できるレトルト食品やフリーズドライは、災害用の備蓄品としても役立つので一石二鳥です。
他にも、乾燥わかめなどの乾物や、肉類・魚類・フルーツ類などさまざまなバリエーションがある缶詰などを常備しておくと、いざというときに役立つでしょう。
ただし、日持ちするからといってあまり大量に買い込むと、保管スペースに悩んだり、賞味期限の管理が難しくなったりする原因となります。買いだめするときは収納スペースや家族の人数などを考慮し、必要分だけ購入するようにしましょう。
栄養価が高い食品
ご飯を作りたくないときは手軽さを重視してしまいがちですが、栄養バランスも考慮して食品を選びたいところです。
例えば、レトルトのカレーや丼ものなどを食べるときは、それ単体だと野菜が不足してしまうので、フリーズドライの具だくさんスープを組み合わせるなどの工夫を取り入れるのがおすすめです。
また、冷凍野菜や冷凍フルーツなどを常備しておいて、レトルト食品に加えたり、デザートとして出したりすれば、不足しやすいビタミンやミネラルを補えます。
食事だけで栄養バランスを補えるかどうか不安という場合は、バータイプやゼリータイプの栄養補助食品を買いだめしておいたり、野菜ジュースをストックしておいたりする方法もあります。
子どもが好んで食べる食品
子どもがいる家庭では、子どもが好んで食べてくれるかどうかを基準に食品を選ぶことも大切です。子どもは大人と違って我慢して食べることが苦手なので、味や食感が気に入らないとなかなか食べてくれません。
もちろん、好物ばかり与えると栄養バランスが気になるところですが、主菜か副菜のいずれか一品に好物を入れておけば喜んで食べてもらえるでしょう。
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ご飯を作りたくないときは、作り置きや買いだめ品などを利用して乗り切ろう
仕事や育児で疲れているときや、献立を考えるのがストレスになってご飯を作りたくないと思ったら、簡単なメニューで済ませたり、曜日で献立を固定したりする工夫を取り入れましょう。
また、日頃から簡単に調理できるレトルト食品や冷凍食品、フリーズドライ、ミールキットなどを常備しておくと、さっと食事を準備できて便利です。レトルトやフリーズドライなどは必要な分を買いだめしておくと、買い物すら行きたくないときに重宝するでしょう。
アスザックフーズでは、お湯を注ぐだけで簡単にいろいろな料理を作れるフリーズドライを多数取り扱っています。食材から料理まで幅広いラインナップを用意しているので、ご飯を作りたくないときの便利食品としてぜひご活用ください。
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