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孤食は何が悪い? 原因と問題点について解説

食事は栄養を補うだけのものではありません。誰かと一緒に味わいながら食べることで、コミュニケーションによる心身の健康保持と促進につながります。

一方、いつも一人で食事をしているとさまざまなデメリットにつながりかねません。特に子どもが一人で食事をすると、成長に大きな影響を及ぼす恐れがあります。

この記事では孤食の原因や問題点、解消するためのポイントなどを解説します。

<もくじ>

孤食とは

孤食を引き起こしてしまう3つの原因

原因①核家族化

原因②共働き世帯の増加

原因③食に対しての価値観の変化

孤食にまつわる7つの「こしょく」

孤食

小食

個食

濃食

固食

粉食

子食

孤食が問題視されている4つの理由

理由①栄養バランスが崩れてしまう

理由②子どもの成長に悪影響を与える

理由③コミュニケーション能力が低くなりやすい

理由④正しい食事マナーを覚える機会が少なくなってしまう

孤食による悪影響を解消する方法

方法①栄養バランスが整っている食事を作る

方法②準備が簡単な食事も取り入れ、子どもと一緒に食事する

方法③朝食は一緒に取るようにする

方法④休日は家族団らんの時間を優先する

孤食の原因を把握して家族で食事する機会を増やそう

孤食とは

孤食とは

近年核家族化の進行によりひとりで食事をする機会が増えています。家族と一緒に住んでいると、食事はみんなで食べるのが一般的ですが、一人ひとりのライフスタイルや世帯構造などが原因で、家族と同居しているにもかかわらず、毎日のように一人で食事をする人も増加。このように望んでいないがひとりで食事をとる状況を孤食といいます。

2011年と2017年に農林水産省が行った「食育に関する意識調査」によると、孤食の割合は以下のとおりです(※1)。

実施年月 一人で食事する機会がほとんどない 週に1日ほどある 週に2~3日ある 週に4~5日ある ほぼ毎日 分からない
2011年12月 77.2% 7.6% 5.0% 3.1% 7.1%
2017年11月 73.0% 5.5% 6.0% 4.3% 11.0% 0.2%

2011年の調査ではほとんど家族と食事しているという人は77.2%だったのに対し、2017年の調査では73.0%まで減少しています。一方、2011年は1週間のうちほぼ毎日一人で食事しているという人は7.1%でしたが、2017年には11.0%まで増加しています(※2)。この結果からも孤食をしている人は増加傾向にあるといえます。

また2023年の同調査では、朝食と夕食の孤食の割合が示されています。その結果は以下のとおりです(※3)。

ほとんど毎日家族と食べる 週に4~5日家族と食べる 週に2~3日家族と食べる 週に1日程度家族と食べる ほとんど家族と食べない
朝食 48.1% 5.7% 11.0% 7.8% 26.1%
夕食 67.8% 11.6% 10.5% 2.7% 5.2%

朝食と夕食では、朝食の方が孤食の割合が高いことが伺えます。

(※1)(※2)参考:農林水産省「3 一日の全ての食事を一人で食べている「孤食」の状況」(入手日付 2024-02-10)
(※3)参考:農林水産省「3 調査結果の詳細 (3. 共食の状況)」(入手日付 2024-02-10)

孤食を引き起こしてしまう3つの原因

孤食を引き起こしてしまう3つの原因

孤食は家族の構造の変化や働き方の変化などが影響して引き起こされます。3つの主な原因について、詳しく見ていきましょう。

原因①核家族化

一昔前の日本では、親子二世代や祖父母から孫の三世代が一緒に住むことは、珍しいことではありませんでした。

しかし近年では核家族化が進んでおり、それに伴って孤食の可能性が高まっています。総務省の発表によると、1970年には家族と暮らす世帯のうち核家族の割合は71.4%でしたが、2015年には85.4%に増え、また2035年には89.0%にまで増加すると予想されています(※4)。今後も核家族が増加するにつれて、孤食の数は増えていくでしょう。

(※4)参考:総務省「人口動態・家族のあり方等 社会構造の変化について」(入手日付2024-02-10)

原因②共働き世帯の増加

共働き世帯が増加していることも原因の一つです。厚生労働省の発表によれば、2020年度は夫のみが就業しているという世帯が571万世帯なのに対して、共働き世帯の数は1,240万世帯でした。共働き世帯は夫のみが就業している世帯の倍以上存在するということです(※5)。また、1980年の共働き世帯は614万世帯だったことを踏まえると、共働き世帯が大幅に増加していることが分かります。

子どもがいる共働き世帯の場合、両親の帰りが遅ければ、子どもは一人で食事をせざるを得ません。子どもがいない共働き世帯であっても、どちらかの帰りが遅くなれば、先に一人で食事を済ませることもあるでしょう。

(※5)参考:厚生労働省「共働き等世帯数の年次推移」(入手日付2024-02-10)

原因③食に対しての価値観の変化

食に対しての価値観は変化しています。従来の日本の食に対しての価値観は、大きな背景に宗教や文化がありました。しかし近年では、ヴィーガンやローカーボといった、個人の考え方や健康上の理由に基づく食の価値観が生まれています。

例として、国土交通省観光庁の発表によれば日本におけるベジタリアンの人口は、2018年の時点で国内人口の4%です(※6)。つまり、日本にはベジタリアンの人が一定数いると考えられます。

このように食に対する価値観が多様化したことで、家族間でも同じ食事を取ることが難しくなった可能性があります。その結果、家族で食卓を囲む機会が減少し、孤食の増加につながっているのかもしれません。

(※6)参考:国土交通省観光庁「飲食事業者等におけるベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」“基本情報:国・地域別ベジタリアン等比率”(入手日付2024-02-10)

孤食にまつわる7つの「こしょく」

孤食にまつわる7つの「こしょく」

孤食には、細かく分けると7つの「こしょく」が存在します。

孤食

孤食は先述のとおり、一人で食事を取ることです。食事を一人で取ることで、人とのコミュニケーションが不足しやすくなります。

小食

小食は、一回の食事で適切な量を食べない状態を意味します。例えば減量のために節制するようなケースが小食にあたります。

子どもや若者は、成長に欠かせない栄養素の摂取が必要不可欠です。小食ではエネルギーも不足し、体力ややる気の低下につながりやすいです。また高齢者の場合は、小食により栄養が不足し、身体機能の低下につながる可能性があります。

個食

家族それぞれが異なる物を食べている状態を、個食といいます。一般的に家族で食卓を囲む際は、全員が同じ料理を口にします。そのため、ある程度は栄養バランスが整った料理を口にすることになるでしょう。しかし、家族それぞれが自分の食べたい物ばかり食べていると、栄養バランスが偏り、偏食や肥満につながる恐れがあります。また個食が続くと、協調性がなくなってしまう可能性もあります。

濃食

加工食品や外食など、濃い味付けが施された料理ばかりを食べることを指すのが濃食です。味の濃い食事には、多量の塩分や糖分が使われている傾向にあります。濃食を続けていると、塩分過多や糖分過多になりやすいでしょう。また濃い味付けのものを食べ続けていると、味覚が鈍ってしまう恐れもあります。

固食

好きな物ばかりを食べていると、食卓に並ぶ食べ物が固定されがちです。このような状態が固食です。メニューが決まってしまっていると、栄養が偏ってしまいます。その結果、肥満や生活習慣につながるでしょう。

粉食

粉食とはパンや麺といった粉物を多く食べる状態を指します。粉物はカロリーが高い傾向にあるため、栄養が偏ってしまいます。

また粉物は軟らかい食べ物が多く、咀嚼時に強い力でかむ必要がありません。そのため粉食ばかりを続けていると、む力が弱まってしまう可能性があります。子どものかむ力が弱まれば、歯並びやかみ合わせが悪くなるなど、顎の発達に悪影響を及ぼすことが懸念されます。

子食

家族の残業をはじめとしたさまざまな理由から、子どもだけで食事をするケースもあるでしょう。そのような状況のことを子食といいます。

子どもはどうしても、自分の好物ばかりを食べてしまいがちです。そのため子食が続くと、栄養の偏りが心配されるでしょう。また子どもが一緒に食べる大人から、食事についての作法を学べないという点も、子食のリスクの一つです。

孤食が問題視されている4つの理由

孤食が問題視されている4つの理由

孤食が問題であると考えられている理由は、栄養バランスの乱れや子どもの成長への影響などです。次に、孤食がもたらす問題点について見ていきましょう。

理由①栄養バランスが崩れてしまう

農林水産省の調査によると、ほとんどの食事を家族と共にしている人のうち、ほぼ毎日主食、主菜、副菜をそろえて食べると回答した人は、62.3%でした。一方、週に2日以上孤食の機会があるという人では、ほぼ毎日主食、主菜、副菜をそろえて食べるという人は42.4%でした。

この結果からは、孤食の機会がある人の方が食事のバランスが悪くなりがちであることが分かります(※7)。栄養のバランスが崩れてしまうと、子どもであれば発達への悪影響に、大人であれば生活習慣病リスクの増加につながると考えられます。

(※7)参考:農林水産省「3 一日の全ての食事を一人で食べている「孤食」の状況」 “コラム:食事を共にする頻度が高い人は、食生活が良好な傾向”(入手日付 2024-02-10)

理由②子どもの成長に悪影響を与える

子どもが一人で食事をしていると、どうしても自分が食べたい物ばかりを口にしてしまうでしょう。例えば、味の濃い食べ物を多く摂取してしまう可能性があります。嫌いな食べ物を口にしない子どもも出てくるかもしれません。子どもの孤食は好き嫌いが是正されないため、栄養が偏り発育不足になるなど、成長に悪影響を与える可能性があります。

理由③コミュニケーション能力が低くなりやすい

子どもは家族との会話を通じコミュニケーション能力を身に付けていきます。家族で食事をしていれば、食卓に並んでいる食べ物や今日あった出来事など、さまざまなことについての会話が可能です。家族とのやり取りを通じて、相手の話を聞く力や協調性などを養えるでしょう。

その点、孤食を続けている子どもは、食事中誰とも会話しないことになります。幼少期にコミュニケーションの訓練をする機会が減ってしまうことで、他人とどのように接すればよいのかが分からないまま、大人になってしまうかもしれません。

理由④正しい食事マナーを覚える機会が少なくなってしまう

孤食は、正しい食事マナーを覚える機会を減らしてしまいます。日本にはお箸に関してだけでも、以下のとおりいくつものマナーが存在します。

  • 刺し箸
  • 迷い箸
  • 渡し箸
  • 拾い箸
  • 寄せ箸

孤食をしていると、家族を通じて正しい作法を覚える機会が少なくなってしまいます。正しいマナーを覚えずにいると、いざ他人と食事をした際に相手を不快にさせてしまう可能性があります。

孤食による悪影響を解消する方法

孤食による悪影響を解消する方法

栄養バランスの偏りをはじめとした孤食による悪影響は、次のような方法で解消を目指せます。

  • 栄養バランスが整っている食事を作る
  • 準備が簡単な食事も取り入れ、子どもと一緒に食事する
  • 朝食は一緒に取るようにする
  • 休日は家族団らんの時間を優先する

一つずつ見ていきましょう。

方法①栄養バランスが整っている食事を作る

栄養バランスが整った食事を作ることは、孤食によるさまざまな悪影響の解消につながります。食卓には主食、主菜、副菜をそろえ、そこに加えて汁物を用意しましょう。具体的には次のような食品を意識して取るのがおすすめです。

  • 主食:白米や玄米など炭水化物を摂取できる食べ物
  • 主菜:肉類や魚類、豆類など炭水化物や脂質を補う食べ物
  • 副菜:海藻やきのこ類、根菜などビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取できる食べ物
  • 汁物:主食や主菜、副菜に使っていない食べ物

栄養バランスを考える上では、1食の内容にこだわり過ぎないことが大切です。1食ではなく、1日トータルの食事で栄養バランスを整えるとよいでしょう。1日で補えない栄養があっても、3日から1週間のうちの献立で整えることを目指せば、基本的に問題ありません。

方法②準備が簡単な食事も取り入れ、子どもと一緒に食事する

子どもの孤食を防ぐためには、準備が簡単な食事も取り入れてみましょう。熱心に調理に取り組んでいると、いつのまにかキッチンに立っている時間が長くなりがちです。子どもと一緒に食事する時間が短くなってしまうくらいなら、便利な冷凍食品やお弁当、惣菜などを活用するのも一つの手です。

準備が簡単な食事を取り入れることでキッチンに立つ時間を減らし、その分子どもとの食事時間に充てましょう。時間があるときに、おかずを作り置きしておくのもおすすめです。

また料理の時短に欠かせない食材として、フリーズドライも活用してみましょう。フリーズドライであれば長期間保存できるため、万が一の非常食としても活用できます。フリーズドライについて、詳しくはこちらも併せてご覧ください。

方法③朝食は一緒に取るようにする

農林水産省の調査によると、孤食をしている人は朝食を取らない割合が多いです。確かに、朝の時間は「準備に追われてつい朝食を抜いてしまう」という方もいるかもしれません。

 

とはいえ仕事や習い事、部活などで時間がばらばらになりがちな夕食の時間帯と比べれば、朝の時間は家族同士の食事タイミングを合わせやすいはずです。そのため普段から孤食になりがちな家庭こそ、朝食を家族で取るようにするのがおすすめです。

短時間であってもみんなで食事を取ることで、コミュニケーションを取る機会が生まれます。少し早起きをしてでも、家族で一緒に朝食を取る工夫をしてみてください。

※参考:農林水産省「3 一日の全ての食事を一人で食べている「孤食」の状況」“コラム:食事を共にする頻度が高い人は、食生活が良好な傾向”(入手日付 2024-02-10)

方法④休日は家族団らんの時間を優先する

休日は家族団らんの時間を優先することで、孤食を防止できます。長く寝ていたい、遊びに行きたいなど、休日の過ごし方には家族それぞれ希望もあるでしょう。そのため休日の食事については、事前に取り決めをしておくのがおすすめです。

取り決める際は、ルールを細かく決め過ぎないようにしましょう。あまりにも細かいルールだと、せっかくの食事の時間が家族にとって負担になってしまう可能性があります。しっかりと話し合った上で、大まかな部分のルールのみ決めておくのがおすすめです。

なお休日の家族団らんとしての食事におすすめなのが、子どもが手伝いやすいメニューを取り入れることです。餃子やサンドイッチといったメニューであれば、子どもが手伝える工程も多いため、調理段階でもコミュニケーションの機会を作れるでしょう。

孤食の原因を把握して家族で食事する機会を増やそう

近年は核家族化が進んだことで、家族と一緒に住んでいても一人で食事をするケースが増えています。孤食を続けていると栄養が偏ってしまい、肥満や生活習慣病リスクは高まるでしょう。特に子どもの場合、人と会話する能力や食事作法が身に付きにくくなってしまうかもしれません。

孤食を防ぐには、栄養バランスに気を付けながら、一家で食事をする機会を意図的に設けましょう。家族で食事をする機会を作ることで、コミュニケーションが取れるだけでなく、会話を楽しみしながらおいしくご飯を食べられます。

Chef’sTableでは、孤食の防止に役立つドライフーズを数多く取り扱っています。調理の時間を削減して家族で楽しく食事をしたいと考えている方は、ぜひ一度ショップをのぞいてみてください。
 


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